総資産回転率とは?目安は何回?ROAとの違いと投資判断での使い方を解説

財務会計

総資産回転率とは?

総資産回転率とは、会社が持っている資産を使ってどれだけ効率よく売上を生み出しているかを表す指標です。

企業分析を始めるとROA(総資産利益率)を見ることが多くなりますが、ROAが高い理由は「利益率が高い」か「資産効率が高い」かの2つに分かれます。この資産効率の部分を確認するのが総資産回転率です。

企業は現金・在庫・設備・建物など多くの資産を持っています。しかし資産を多く保有しているだけでは評価できません。重要なのは、その資産を使って売上を生み出せているかです。つまりこの指標は、企業の経営効率を測るための基本的な指標です。


計算式

総資産回転率 = 売上高 ÷ 総資産

例:
売上100億円、総資産50億円の場合
→ 100 ÷ 50 = 2回転

1年間で資産2回分の売上を生み出していることを意味します。


目安

・1.5回以上:効率が良い
・1回前後:平均的
・0.5回以下:非効率の可能性

※小売業は高く、不動産業は低くなる傾向があります。


投資での使い方

ROAを見るときは総資産回転率も確認します。
利益率だけでROAが高い企業は景気の影響を受けやすいことがありますが、回転率も高い企業は安定して稼げる企業と判断できます。


まとめ

総資産回転率は、会社の資産の使い方の上手さを表す指標です。

ROAとセットで確認することで企業の実力をより正確に把握できます。


関連用語

売上高
ROA
営業利益率
自己資本比率

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